1990年代というとフランスやイタリアの灰ブランドが活況で、日本でも大ブームが巻き起こりました。スーパーモデルの人気も相まって、シャネルやヴィトン、エルメスが爆発的な人気で飛ぶように売れた時代でもあったんです。女性大生はこぞってヴィトンのモノグラムシリーズのバッグを通学カバンにしたり、OLはシャネルのマトラッセチェーンショルダーをボーナスでこぞって買う姿が目撃されました。こうしたフランスのブランドが大ブームを巻き起こした時代に、すい星のごとく日本に上陸したのがプラダだったんです。
イタリアンブランドということも目を引き、さらに今までのブランドの価値観を覆す商品で世間をあっと驚かせたのでした。スーパーブランドのバッグは、一般的に高級皮革を用いたバッグがほとんどでした。そのなかでパラシュート生地のナイロンを記事を用いて作られたプラダのバッグは、高級路線から逸脱するバッグだったんです。しかし軽量で水にも強く、使い勝手が良いことで人気のカバンとなり、シャネルやヴィトンを押さえて人気ナンバーワンにのし上がりました。
こうしたプラダの中古のカバンは、現代ではネットで頻繁に取引されています。中古のプラダのナイロンバッグであると、程度にもよりますが5万円前後から高くても10万円前後で購入できるようになってます。中古であると非常にリーズナブルであり、購入しやすく今でも通勤バッグとして愛用する人も多いです。
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